露出攻略戦 [習作]
胎内市:乙宝寺
『狂王の試練場』ってカテゴリ名に反応するヒト、どれくらいいるのかなぁ・・・。
と、また変な企画モノを始めたと思った先輩諸兄。ビンゴです。
撮影していた時にいろいろ悩んだことや、気がついたこと、試してみたことなどを資料的にまとめておこうかなぁっと。
ビギナーなりに悩んで出した解ですが、識者からすれば「こうすればカンタンじゃ~ん!」なんてご意見を貰えると嬉しいかな・・・相変わらず他力本願ですいません。^^;
今回はありがちな話ですが、
『空に露出を合わせると建物が潰れちゃうし、建物に露出を合わせると空が飛んじゃう。見た目通りに撮りた~いっ!!! 編』
です。
ハーフNDとかって使うのかなぁ?
けど持ってないので、RAWから調整する方向で対応してみました。
■一枚目:見た目上の空の濃さにあわせて露出補正
まっくろくろすけ出ておいで~♪
■二枚目:現像のサンプルとして軒裏に合わせて露出補正
色味のサンプルってことで、やる気の無さが全体から漂ってきます。
■一枚目をベースに二枚目を参考にしつつRAWから現像
【調整項目】※撮影時の設定に対して、現像時に調整した量
・明るさ調整:+0.17
・コントラスト:-1
・ハイライト:-4
・シャドウ:+4
・シャープネス:+1
概ねこんな感じだったかな~とおもいつつ・・・
・軒裏はもうちょっと明るかったかな?
・境内の影はもっと印象深かったかな?
・三重塔の左手、もっと暗い方がいいんじゃないかな?
■TIFFで保存後、さらにピンポイントで調整
【調整項目】
軒裏周辺:明るさ+10%
境内の影:明るさ-32%
左側の楓周辺:明るさ-30%
やはりRAW現像ムズカシス。
木材の質感も変わっちゃって、メリハリが無くなったような。
なんか、三重塔が周囲から浮いてるような気も。
・・・根本的に現像の仕方が不味いのかなorz
Jpeg撮って出しに拘ると、余計な労力ばかり増えるな~と思いつつ、RAW現像はそれはそれでテクが必要で難しいです。
<< 2009.11.19 追記>>
いろいろご意見頂きありがとうございます。早速試してみました。
【トーンカーブで調整】
まずはフラットな状態です。
軒裏のディティールが見えるくらいに部分的に持ち上げてみました。
最後に、ちょっとだけ色味を調整しました。
色合い:-1
色の濃さ:+1
もともと適正な部分の変化が少なく、とてもナチュラルに仕上がったような気がします。
なるほど、トーンカーブってこんな風に使うんですね^^;
【三重塔をシルエットに】
・明るさ調整:-1.00
・シャドウ:-4
こういうのもイイですね。
出来れば、三重塔の側壁の広範囲にもっと朝日が射し込んでいると、より立体感が出てイイかもしれませんね。
とても勉強になりました。m(_ _)m
なんか帰宅時間が微妙な日々なので、週末、みなさんのところへご訪問させて頂きますね。
当ブログの掲載画像について無断での転用・転載は禁止とさせて頂きます。
また、十分配慮しているつもりではありますが、肖像権などの問題があるようでしたら『メッセージを送る』よりご連絡下さい。
.